
シーシャとは?人気の水タバコの味や値段を解説
シーシャとは、最近若い世代を中心に人気を集めている喫煙具です。
この記事ではシーシャ初心者の方に向けて、シーシャの始め方、基礎知識、おすすめフレーバーなどを解説していきます。シーシャに興味をもっているけど何から始めればいいか分からない…という方は、ぜひこの記事でシーシャの基本にふれてみてくださいね。
シーシャとは?
ここでは、そもそもシーシャとは何かという基本的なしくみや紙巻タバコとの違い、そして若い世代に人気の秘訣について解説します。
シーシャとは若い世代に最近人気の水タバコ
シーシャというのは水を使った喫煙道具、つまり「水タバコ」のことです。シーシャを吸うには、シーシャ台と呼ばれる道具を使います。シーシャ台はいくつかのパーツに分かれています。
- シーシャのフレーバーや炭を置く「ボウル」
- シーシャ台の本体に相当する「パイプ」
- パイプを通った煙を水にくぐらせる「ボトル」
- 水をくぐった煙を吸うための「ホース」
ボウル→パイプ→ボトル→ホースの順で流れてきた煙を吸う、というのが基本的なシーシャのしくみです。
近年は飲食店を始めとして禁煙の場所が増えていることもあり、紙巻タバコを吸う人は年々減ってきていますが(成人喫煙率)、シーシャは若い世代を中心に人気を集めています。紙巻タバコと違って「不良」「ヤンキー」といったイメージがないせいか、若い女性にも人気を博しています。
高級感のあるシーシャバーなど、非日常的な空間を満喫できるシーシャ専門店も増えてきているため、デートや合コンでシーシャ屋を使う人も大勢います。
また、シーシャの香りにはアロマテラピーのような効果があるうえ、深呼吸のようにゆったりと煙を吸って吐くことでリラックスできます。そのため、気の置けない仲間や恋人と過ごすにはうってつけの空間といえるでしょう。
シーシャと紙巻タバコの違い
■シーシャと紙巻タバコはどちらも「喫煙」するための道具ではありますが、見た目から喫煙にかかる時間までさまざまな違いがあります。
紙巻タバコは刻んで乾燥させたタバコの葉を紙で巻いたものですが、シーシャでは「フレーバー」というものを使います。
タバコの葉から出た煙を吸う時に、水を通すか通さないかが大きな違いです。シーシャは煙を水に通すため、水を入れる大きなボトルが必要になり、その煙を吸うホースも必要になります。
■喫煙にかかる時間の長さも大きな違いです。
紙巻タバコを1本吸うのにかかる時間は、長くても10分程度ではないでしょうか。一方シーシャを1本吸うには、短くても1時間はかかります。
また、紙巻タバコは火をつけた瞬間から吸えて、火を消して吸殻を灰皿に捨てれば終わりです。しかし、シーシャは炭を熾したりフレーバーを刻んで詰めたりといった準備から、灰を捨てたりボウルを洗ったりという後片付けまで、前後に時間と手間がかかります。
■紙巻タバコと比べて、シーシャで摂取するニコチンは少ないと言われています。シーシャでは煙を一旦ボトルの水にくぐらせるので、水溶性であるニコチンの大部分が水に溶けてしまうためです。とはいえ、完全にニコチンがなくなるわけではないので、シーシャも吸い過ぎれば紙巻タバコと同じくニコチン中毒になる危険性があることは認識しておいた方がいいでしょう。
→シーシャに含まれる成分についてもっと知りたい方は「シーシャにニコチンは入っている?シーシャに含まれる有害物質や健康へのリスクを解説」の記事がおすすめ
■紙巻タバコに比べて、シーシャにはさまざまな道具が必要で準備や後片付けに手間がかかることもあり、値段は紙巻タバコに比べて高めです。
シーシャにかかる費用は、どこで吸うかによって変わってきます。
次にシーシャが吸える場所について見ていきましょう。
シーシャってどんな場所で吸えるの?
シーシャはいつどこでも好きな場所で吸える物ではありません。ここではシーシャが吸える店や、自宅で吸うシーシャについて説明します。
シーシャ屋
シーシャは、紙巻タバコのようにどこのコンビニでも買えるとか、どこの居酒屋でも吸えるというものではありません。さまざまな専門の道具や設備が必要なため、シーシャを吸うには専門のシーシャ屋に行くことをオススメします。
シーシャ屋は多くの場合ドリンクも提供しているため、カフェやバーなどの業態をとっていることが多く、シーシャカフェ、シーシャバーなどと呼ばれています。
■シーシャカフェ
昼間に営業していてソフトドリンクが飲めるシーシャ屋です。
■シーシャバー
夜間に営業していてアルコールが飲めるシーシャ屋です。
シーシャが吸えるという点においては、どちらの店も変わりはありません。
なお、シーシャはれっきとした「タバコ」なので、紙巻タバコと同じく20歳以上でないと吸うことができません。シーシャ屋の多くは入店時にお客さんの年齢確認をするので、身分証明書を忘れないようにしてください。
自宅シーシャ
シーシャ台やフレーバーを購入すれば、店に行かなくても自宅でシーシャを楽しめます。自宅でシーシャを作る場合、必要な物は以下の通りです。
- シーシャ台一式(パイプ本体+ホース+ボトル+ボウル)
- アルミホイル
- フレーバー
- 炭
その他、アルミホイルの替わりとなるヒートマネジメントシステムや、炭焼き用の電子コンロ、炭壺や火箸(トング)などにこだわる人もいますが、こちらは必ずしもなくてはならない道具というわけではありません。また、シーシャ専門ではなく、キャンプ用品やキッチン用品など、他の物で代用することも可能です。
こんな店でも吸えるシーシャ
シーシャは専門店であるシーシャカフェやシーシャバーで吸うことがほとんどですが、シーシャを取り入れたユニークな店やイベントも出てきています。中でも、シーシャの吸えるコワーキングスペース(ノースビレッジ CO-WORKING渋谷店)は人気です。リモートワークという働き方が浸透したこともあって、シーシャ屋でパソコンを広げている人は増えてきています。
また、シーシャは火を使うこともあり、焚き火と相性がいいようです。焚き火を眺めながらシーシャを吸える店が注目を集めています(BUTTER tokyo)。
シーシャってどんな味?
シーシャはタバコの一種なので、当然その味わいを楽しむものです。
ここではシーシャの味を決定づける「フレーバー」について、その系統や種類を解説します。
シーシャのフレーバーとは
前述のように、シーシャを吸う時には「フレーバー」を用います。フレーバーとは、刻んだタバコの葉をシロップに漬け込んだもの。このシロップにフルーツ系や花系などさまざまな香りがついていて、これがシーシャの味となるわけです。
このフレーバーをボウルに詰め、アルミホイルで覆って炭を載せることで煙をたてます。
フレーバーの成分はタバコなので、ニコチンやタールが含まれています。水溶性であるニコチンの大部分が水に溶けてしまうとはいえ、完全にニコチンがなくなるわけではないので、シーシャも吸い過ぎれば紙巻タバコと同じくニコチン中毒になる危険性があることは認識しておいた方がいいでしょう。
フレーバーの種類
シーシャのフレーバーには膨大な種類があります。フルーツ系・フローラル系・ナッツ系など色んなカテゴリがある上に、その中にもいろんな種類があり、さらに同じ名称のフレーバーでもメーカーによって味が微妙に異なります。たとえば「ダブルアップル」などよく知られたフレーバーの場合、さまざまなメーカーが微妙に味わいの異なる「ダブルアップル」を販売したりしていて、ややこしく感じるかもしれません。
ここでは、フレーバーの大まかな系統について説明しましょう。いろいろな系統のフレーバーを試してみて、自分のお気に入りの系統を見つけてください。
- フルーツ系:ダブルアップル、オレンジ、マンゴー
- フローラル系:ローズ、ラベンダー、ジャスミン
- ナッツ系:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ
- ドリンク系:コーヒー、ミルク、モヒート
- スイーツ系:チーズケーキ、グミ、ハニー
- ハーブ系:ミント、セージ、リコリス
- スパイス系:カルダモン、シナモン、ジンジャー
- ウッド系:ヒノキ、サボテン
- パン系:パンラズナ、パンマサラ、パンラス
※ちなみに「パン(Paan)」とは、キンマの葉にビンロウジ、アニス・クローブ・コリアンダーなどのスパイス、砂糖、ココナッツパウダーを包んだ嗜好品を指します。東南アジア、南アジア、東アジア等で嗜まれています。
「パン系」と呼ばれるタイプのフレーバーは人によって好き嫌いが分かれる独特の香りで、それだけに「パン系フレーバーこそ至高!!」というコアなファンも大勢います。
特徴的な香りはシーシャのボトルやホースに染みついてしまいやすいため、店によっては、パン系フレーバー専用のシーシャ台を用意していることもあります。自宅シーシャでパン系フレーバーを楽しみたい時には、留意した方がいいかもしれません。
→初心者の方におすすめのフレーバーを詳しく知りたい方は「【初心者に人気】おすすめのシーシャフレーバーを紹介!種類や美味しい味わい方も」の記事がおすすめ
フレーバーのミックスについて
各フレーバーは、ミックスして味に変化をつけられます。カクテルを飲む時、さまざまなドリンクをミックスして自分のお気に入りの味にするのと同じ要領ですね。
アップルとミントチョコ、オレンジとモヒート、ジャスミンとアールグレイとバニラなどなど、フレーバーを数種類混ぜると、単品で吸う時に比べてより複雑な味わいになります。同じフレーバーの組み合わせであっても、どのフレーバーを多くしてどのフレーバーを少なくするのかの配分を変えれば、甘くなったりスッキリしたりと雰囲気を変えることが可能です。
また、フレーバーは上部から焼けていくので、ボウルに上部と下部で異なるフレーバーを詰めれば、時間が経つにつれて味が変わっていくシーシャを楽しめます。
シーシャの値段はどれくらい?
「シーシャって何だか難しくて高価で、ハードルが高そう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。ここではシーシャを店あるいは自宅で吸う場合にかかる具体的な費用の目安をお伝えします。
シーシャ屋で吸う場合にかかる費用
紙巻タバコに比べて、シーシャにはさまざまな道具が必要で準備や後片付けに手間がかかることもあり、値段は紙巻タバコに比べて高めです。シーシャ屋でシーシャを吸う場合、主に以下のような料金が発生します。
- チャージ:1000〜1500円
- シーシャ代:1500〜2500円
- オプション
また、1台のシーシャを複数人でシェアする場合に数百円程度の料金がかかる店もあります。
- 飲食、ワンドリンク:500円
合計すると、2500〜4500円くらいがお店でシーシャを吸う場合の相場といえるでしょう。
自宅で吸う場合にかかる費用
前述した自宅でシーシャに必要な物の費用は以下の通りです。- シーシャ台一式(パイプ本体+ホース+ボトル+ボウル):5000〜30000円
- アルミホイル:200円
- フレーバー:1300〜3500円
- 炭(1kg):1200〜1500円
合計すると、初期費用としては7700〜35200円くらいです。
シーシャ台一式を購入した後は、フレーバーと炭さえ買えば自宅でリーズナブルにシーシャを楽しめます。
→自宅シーシャに必要なものを詳しく知りたい方は「これが揃えばOK!初心者向け自宅シーシャセット一式について解説!」の記事がおすすめ
まとめ
近頃流行のシーシャについて、この記事では以下のような点についてまとめました。- シーシャとは?
水タバコのこと。水を使った喫煙具です。
- シーシャってどんな場所で吸えるの?
シーシャカフェ、シーシャバーなどのシーシャ屋が主です。
- シーシャってどんな味?
シーシャの味を決めるのは「フレーバー」です。フルーツや花など、さまざまな味のフレーバーがあります。
- シーシャの値段はどれくらい?
お店で吸う場合は1回2,000〜3,000円くらい、自宅で吸う場合の初期費用は8,000〜35,000円くらいです。
今もぞくぞくと新しいお店や新しいフレーバーが生まれて、ますます盛り上がりつつある奥深いシーシャの世界。ぜひ、いろいろなお店でいろいろなシーシャを試してみて、楽しいシーシャライフを満喫してくださいね!
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